今回はレイキゆかりの地である京都・鞍馬寺の、五月満月祭(ウエサク祭)に参加しました。
五月の満月には、天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーが降り注がれると言われています。このエネルギーを身に受けて、自分と全てのものの「めざめ」のため、祈りを捧げるお祭りです。
私はウエサク祭に、初めて参加します。ただでさえ鞍馬山はエネルギーに満ち溢れていると感じるのに、ひときわ強いエネルギーが降り注がれるなんて、楽しみです。
数名の参加者さんと一緒に、東京から長距離バスで京都へ移動しました。車内ではヒーリングをしたり、瞑想したりして過ごしていましたが、京都に近づくにつれ、お天気が怪しくなってきます。
岐阜に入って雨が降りはじめ、大津からは、もうどしゃぶりになってきました。ウエサク祭は雨が降ること多いと聞いていたけど、今夜は降りっぱなしなのかしら。
山科から京都へ。この辺りで雨が小ぶりになり、空は明るくなってきました。そして目の前に京都駅が現れ、でもまだ雨は降っていたので「カバンから折り畳み傘、出さなきゃ」と思っていたのに、バスを降りる時には止みました。
なんて素晴らしいタイミング!
そして待ち合わせ場所で、他の参加者さん達と合流し、まずは出町柳へ向かいます。ここで晩御飯を食べ、飲食物を買い込んでから、いざ鞍馬へ!
鞍馬駅に到着し、鞍馬寺の入り口・石段を登りながら「やった着いた!今年もここに来れて良かったなぁ」と、ふと後ろを振り返ると、山から登るように満月が見えました。
いや〜晴れて良かった。あれだけ降ったから、もう雨は降らないでしょ。皆さん満月を記念撮影しています。私はちょっと、お月さんに第2シンボルでもかけてみるか。。。
するとすぐに、めちゃめちゃ暖かい、波動のお返事が返ってきました。え?何コレ?月って、こんなに暖かいの?
面白かったので、第2シンボルをかけられる人は、かけてみるように。レイキを習得されていない方は、月の光を浴びるように手をかざしてみてと、伝えました。
全員が、暖かさを感じて、驚かれていたようです。穏やかな春の日差しのように、ポカポカと暖かいんです。月って、もっとクールな感じと思っていたので、意外な側面を知ることが出来ました。
それからケーブルカーに乗り、石段を登り、本殿へと向かいます。ちょうど本殿では第1部・地鏡浄業(きよめ)が終わったようで、蝋燭を手にしながら帰る人達と、すれ違います。
本殿に到着する手前で、石段踊り場にあるトイレに私は行きました。そしてトイレから出てくると、皆が手を体の前に差し出し、月光を手の平に受けるようにしています。
「何やってるの?」と聞くと「手から白い湯気がボワボワ出てスゴイ」と言います。あぁ、気を見ていたのですね。
「レイキを習っていない私にも見えるなんて」と驚かれる方もいましたが、気が見えることと、レイキを習って使うことは、また別の話ですもんね。今日はエネルギーも強いでしょうし、夜で薄暗いから、見えやすいのでしょう。
見えて良かったね〜と盛り上がりながら、本殿に到着し、第1部から参加されていた先発隊と合流して、これで全員集合です。レイキヒーリングを受けたことがある方からティーチャーの方まで、9名の方と一緒にウエサク祭に参加しました。
本殿前のアプローチには棚があり、そこに蝋燭が並べられていました。そして本殿前の地面に描かれた六芒星には、それを縁取るように棚があり、そこにも蝋燭が並べられていました。とても神秘的・幻想的です。

六芒星の中心には、山のような何かがあって、花が添えられていました。私達は本殿に向かい合う形で、六芒星の側にシートを敷き、座りました。
たまたま・・・にしては有り得ない話ですが、私達の座った前には、参加者さんのお友達が座られていました。「えー?なんでここにいるの〜?」と、お互いに驚かれていたようですが、せっかくなので、皆で一緒にレイキサークルしました。
そのうち周囲に人が集まってきて、第2部・月華精進(はげみ)が始まりました。お坊さん達が登場し、本殿前のアプローチに座られ、読経が始まります。
私は、約束をしていました。新月・満月の日に遠隔ヒーリングの練習会を開催されているティーチャーさんがいらっしゃるのですが、そのティーチャーさんを通じて、練習に参加される方達に「ウエサク祭のエネルギーを遠隔で送るね!」と。
なので読経を聞きながら、そのグループに、遠隔で場のエネルギーを送っていました。後で聞いた話では、エネルギーを受け取っている時に、暖かさや、足元に何かを感じた方が多かったようです。
読経が終わると、瞑想の時間となりました。これだけの大人数(100人以上はいらしたでしょうか?)で瞑想するのは、初めてです。感動や喜びが沸きあがります。
が、途中で何故か、背後にある満月が気になって気になって、何度か後ろを振り返り、月を見たりしました。瞑想には、あまり集中できなくて、あっという間に終わってしまいました。
第2部から第3部までは、4時間くらい時間があります。先発隊の方が場所を取ってくれた休憩場で、休みました。寝袋に入って寝られている方も多かったです。
私は休憩所で食事をしたり、護摩木に願い事を書いたりしてましたけれど、室内にいるのは、どうにも落ち着きません。月の光が届く場所にいたかったので、休憩所は狭いスペースなので休みたい方に使ってもらい、ほとんど外で過ごしていました。
まだまだ元気いっぱいの参加者の方と一緒に、月明かりの下で、アチューンメントしあったり。チャネリングをしたり。オーラを見あったり。スピリチュアル能力を活性させる呼吸法をしたり。チャクラを活性させ、そこを流れる天と地のエネルギーの通りを良くするイメージをしたり。
多分、いつものように東京で、室内で行っていたら、味わえないだろうなぁと思える体験を、いっぱいしました。
本殿前のアプローチに立ち、六芒星を眺めていると、臼井先生が茶色っぽいかすりを着て、杖をつきながら歩いているイメージが浮かびました。裾からは股引のようなものが見えます。奥の方へと、歩かれています。
はぁ?私の頭が、このイメージを作り上げちゃったのかな?
でもここで、レイキは生まれたのよね。鞍馬山でエネルギーを感じていると、それが、よく分かるような気がします。
そうこうしているうちに、第3部が始まりました。休憩所の階段に並んで、一人ずつお清めを受け「心の書」という御本を頂き、六芒星の前に並びます。月は沈んで、見えなくなってきています。
時計を持っていなかったのですが、全員がお清めを受け終わるまで、1時間以上かかったのではないでしょうか。六芒星の前に立って待っている時は、足元が砂利だからか、とても足が張って疲れてきました。
全員がお清めを受け終わると、読経が始まりました。
はじめに般若心経を、皆で一緒に唱えました。経本は手元にないので、ウロ覚えでしたが、なんとか合わせて唱えました。
その後、鞍馬山尊天真言を唱え続けました。これは、何度か繰り返されるうちに覚えて、唱えられるようになると思いますが、知らない人には「いったい何を唱えているの?」と感じられるかもしれませんね。
般若心経の時だったか、真言の時だったか忘れてしまったのですが、唱えている時に、前から火が上がりました。
私の前には人がたくさんいて、前で何が行われているのか見えなかったのですが、六芒星のところで、さっき書いた護摩木を焚いているようです。
それから「心の書」を読みました。だんだん空が、明るくなってきています。
最後に、信楽香仁管主(と思われる方・違ったらごめんなさい)の、お話がありました。
場所が離れていて、お声が聞こえにくかったのですが「いつもなら護摩木にすぐ火が点くのに、今年は、なかなか燃え上がらなかった。またいつもなら、もうご来光が拝めている時間なのに、今年は雲があって見えない。これは現代を象徴しているようだ」というようなことを仰っていました。
こうして第3部が終わり、ウエサク祭は終了です。朝になっても、蝋燭はまだ燃えていました。閉ざされていた本殿の戸が開いたので、ゆっくりと拝み、少し休憩してから帰路につきました。
来て良かったなぁと思いました。今回は実際に、レイキを使う機会は少なかったですが、参加者の皆さんも、色々感じるところがあったのではないかと思います。レイキを通じて出会えて、ともに貴重な時間を過ごせて、本当に感謝しております。
帰りはケーブルカーが運行していなかったので、九十九折を歩いて下りました。それにしても、私は膝から下が、ガクガクと笑っています。ちょっとした拍子で、コケそうです。徹夜で、はしゃぎすぎたかも。
「下りも結構キツイから、これを登るのは大変だろうなぁ」と思って歩いていたら、九十九折を登ってくるお爺さんに会いました。
「今日は人が多いけれど何かあったのですか?」と聞かれたので「昨晩からウエサク祭があったのですよ」と答えると「私は京都に住んでいて、毎月鞍馬に来ているのに、そんなお祭りがあるとは知らなかった」と仰っていました。
あらら〜、可哀想に。でもお祭りを宣伝している様子はないので、知らない人も多いのかもしれません。「お寺の人に、詳しく聞いておくと良いですよ。とても良かったので、来年は参加されてみては?」と言って別れました。
お爺さんは「私はもう90なんですよ」と言いながら、ひょいひょいと九十九折を登っていきました。うーん、すごい!見習わなくては。
お爺さんの背中を見送りながら、来年もまた来よう、今度は第1部から参加しようと、強く思いました。
2005/06/01