気が付けば、もう今年も終わりじゃないかぁ!と慌てています。
「今年はこれをマスターするぞ!」と、お正月に買ったギター教則本は、1/4程度しか進んでいないし、やろうと思っていたMIDI検定やリズムトレーニングの本は1度も開いていないし、アコーディオンは上達していません〜。
今すぐ死んでも後悔しないと思っていたけど、ミュージシャンとしては、バリバリ後悔しそうです。
それもこれも楽器を弾く時間が少ないのが要因ですが、前回あんなに、自分にとって演奏することが、いかに大切かを書いたのに「何でこうなっちゃうんだろう?」と考えたところ、私の焦点がズレていることに気が付きました。
日々の生活や仕事に追われていると、余暇の時間が、どうしても後回しになりがちで、私の場合は楽器を演奏する時間が、常に後回しになっていました。ライブの予定でもあれば優先順位が上がるんですけど、趣味で弾いてる分には仕事優先、後回しです。
そして山積みになっている仕事を「ちゃっちゃと片付けて楽器弾くぞ!」と、とりあえず仕事に没頭します。ですが仕事を終えると、そこで力尽き果て、演奏することなく倒れて寝るという毎日を繰り返してきました。
これは仕事を自営に変えてから、いつの間にか染みついた私のパターンのようです。自分をフル稼動させることで時間を作ろうとして、志半ばで倒れているんですね。
何でこんなに時間がないんだろ。自営している友達は皆「自由な時間がない」と言ってるから自営だと仕方ないのかな〜。音楽やるなら会社勤めしてた方が楽だったな〜。なんて色々考えます。
ウチの裏に楽器屋さんがあるのですが、通りかかって楽器を目にする度「演奏したい」と思って、泣きそうな気持ちになりました。
でもハイヤーセルフが「そんなことで泣く為に今まで生きてきたの?」と語りかけてきます。
おっと、いけない。ロウアーセルフに引っ張られてたね(笑)時間は自分で作るものなので気を取り直し、またまた仕事します。
と、ここがズレてるんですよね、素直に楽器弾けばいいのに。
でも仕事を放って楽器を弾くのは、気持ちが演奏に集中できないので、やはり先に仕事は片付けておきたいところ。いつものように「早く仕事を終わらせて、あの頃のように、楽器を一杯弾く時間を作らなきゃ」と思いながら、ガーっと仕事をして・・・。
ちょっと待て。あの頃って何だ?と、ふと思いました。
それは楽器を弾く時間がたくさんあった時を差しているのですが、中学生だった時とか、プータローしていた時とか、定時で帰れる仕事をして時間に余裕があった時のことを、無意識にまとめて「あの頃」と言っています。
ちょっと待てよ。あの頃と今は、違うだろう。どう見ても、違うだろう。
あの頃のように時間がたくさんあるのは嬉しいですが、私が本当にやりたいのは、あの頃に戻ることではありません。今の自営の仕事をしながら、余暇を楽しむ時間を作り出すことです。
と、ここでも焦点がズレていた事に気が付きました。
あの頃に戻るためにガムシャラに仕事しても、それは無理な話です。なんて、こうやって文章にすると簡単に気付きそうに見えるかもしれませんが、無意識というのは恐ろしいもので、これに気付くのに2年もかかりましたよ。
そしてこの気付きの収穫は、とても大きかったです。
焦点がズレていることに気付いたのは、9月だったのかなぁ。良い機会なので立ち止まって、自分の生き方を見直し、改良してみました。
前にどこかで「私は好きなことだけ、やって生きるよ!」と宣言したことがあるのですが、好きだけどやりたくない事とかもやって仕事を増やしていたようなので「好きなことで、自分がやりたいと思うことだけ、やって生きるよ!」に変更です。
やりたくないなぁと思うことは徹底的に手放し、簡略できるところは簡略化し、人に任せられるところは、お任せするように変えていきました。
だけど意図して何かを変えるというのは、慣れるまで大変なようで、体調不良で半月くらい寝込んでしまったり、また「本当に変われるの〜?」という風に何かから試されているような出来事も続けて起こりました。
そうした試練(?)を乗り越えて、ようやく、今の自分が望む形に、落ち着いてきたかな?というところです。まだまだ、改善の余地はありそうですけど、9月と比べると生活がすごく変わりました
仕事に追われなくなったんですよ〜。わー、嬉しい!
そして不思議なのは、仕事をしている時間は明らかに少なくなったのに、9月から収入がガクンと増えたことです。
これは一時的なものかもしれませんが「早く仕事を終わらせて、あの頃のような時間を作らなきゃ」と食事や睡眠時間を削って1日中仕事をしていた日々は、一体何だったのでしょう。
楽器を弾く時間だけでなく、何の気がかりもなしに、本を読んだり遊びに行く時間とお金も作れました。心の変化が体現されるのか、部屋の中もスッキリしてきまして、メチャ快適ライフです。
あの頃から今に焦点をうつすだけで、こんなにも生活が変わるんですね。目からウロコでした。
2004/12/27