平和が大好き

平和な世の中を望まれている方が多いと思います。私は戦争を知らない世代ですが、自分の生きているこの地球上で、戦争が行われていたり、戦争を行おうとしているのを知ると、悲しくなります。

歴史を振り返ると、人類は戦争を繰り返し、惨劇を繰り返してきたのを知ることができます。地球上のどこかで、人類は、殺して、殺されて、殺して、殺されてを繰り返しています。せっかく生まれてきたのに、どうしてそんなことをするのでしょう?

殺されたから、殺すのでしょうか?やられたから、やりかえすのでしょうか?

それは一体、いつ終わるのでしょう?全ての人類が死に絶えるまで続くのでしょうか?それとも、平和を願い続けていれば、いつかは平和な世の中が到来するのでしょうか?

「戦争は嫌だ」「平和を望む」と、多くの方が口にします。私たちは、もう充分なほど、戦うことや傷つけあうことの愚かさを、思い知ってきました。

私は多くの人に呼びかけたいと思います。もう終わりにしませんか?って。

戦争は長い長い時間にわたって、人類が繰り返してきたことです。どこかでキッパリと断ち切って終わりにしないと、きっと今後も繰り返していくことでしょう。

どうして生まれてきた全ての喜びを奪うのでしょうか?何のために戦争をするのでしょう?人は殺すために生まれてきたの?殺されるために生まれてきたの?傷つけるために生まれてきたの?傷つくために生まれてきたの?

私はどれも、違うと思います。人は愛しあい、その喜びを分ち合いたくて、生まれてきたのだと思っています。

もしも共感して頂けたなら、ここで、本気で、殺しあい傷つけあう関係は、もう終わりにしませんか?平和な世の中を、実現させてみませんか?

一緒にテレビのニュースを見たり、戦争の話をしたりして「戦争は嫌だね〜」と仰る方がいます。「そうだね、平和な世の中がいいね」と答えるのですが、面白いことに「戦争は嫌だね〜」と仰ったご本人が、戦争を勃発させているのをよく見かけます。

それは夫婦ゲンカだったり、兄弟ゲンカだったり、職場での派閥争いだったりします。「あれ?戦争は嫌だって言ったのに、なんで争っているの?」と聞くと、たいてい「それとこれとは別だ」と言われます。

でも、一緒です。はじめは個人のレベルで発生した小さな争いかもしれません。けどそれが周囲の人達を巻き込み、大きく発展すると、町や国レベルで人々を巻き込み、やがては戦争へと繋がっていくのではないでしょうか。

だから自分のできるところから、自分の身のまわりから、戦争をなくしていきませんか?

もしも今、自分の傍にいてくれる人と、争ったり傷つけあっている方がいらっしゃいましたら、よーく、よーく、感じてみて下さい。それで、あなたが得られるものは何ですか?

もしも今、自分と争い傷つけていると思われる方がいらっしゃいましたら、よーく、よーく、感じてみて下さい。それで、あなたが得られるものは何ですか?

それを感じるために生まれてきたのでしょうか?どうか自分の心の声を聞いてみて下さい。誰にも邪魔されない、静かなところでゆっくりと、自分の心の声を聞いてみて下さい。

私たちの意識が、現実を創っています。今起こっている戦争や起ころうとしている戦争は、私たち1人1人の心の中にある小さな戦争が、合体して形になって現れたものではないかとも思います。

人が戦争を創れるのなら、平和も創れるのです。私たちは平和を創ることができるのです。と私は信じます。

世界が平和になる日を待ち望まれている方も、多いかと思います。けど待っているだけでは、平和は訪れません。世界が平和になったから、人々の心が平和になるのではありません。それは順序が逆です。私たち1人1人の心が平和で満たされている状態を、世界平和というのだと思います。

だから、自分の心の中を、平和で満たしてみませんか?自分から平和を創りだしてみませんか?自分の心の中から戦争をなくし、争うことや傷つけあうことを、もう終わりにしてみませんか?

どうか勇気をもって、争うことや傷つけあうことを、自分から手放してあげて下さい。自分の傍にいてくれる人たちと、自分から生まれた平和を分かち合ってみて下さい。

「神の王国は人間の中にある。すべての人間の中に!」これはチャールズ・チャップリンの映画『独裁者』の中で私が感動した1セリフです。私たちが理想とする平和な世界は、きっと私たちの心の中にあるのだと思います。

1人1人の心の平和は、はじめはとても小さなものかもしれません。けどそれが、伝達されて、合体して、大きな形になる日がくると私は信じています。勇気ある1歩を皆さんと共に踏み出せたらと、願っています。

2003/03/17