私たちは生きていく上で、色んな事を体験します。楽しい事や面白い事もありますが、恐れを感じたり、腹をたてたり、悲しんだりもします。それらが上手く昇華できればいいのですが、本人も気付かないまま、シコリとなったり傷となったり、何かつっかえるものとして残ってしまう事があります。
これが目に見えて、手で掴めて、パッとゴミ箱に捨ててしまえればいいのですが、なかなかそうはいかないので、ヒーリングというのは奥が深いものだなぁと思います。
カイロプラクティックで私が経験したことですが、腰痛の原因が、実は過去の足首の捻挫だったりします。捻挫した時は外科に通っていたのですが、医師が「治った」と診断しても、実は治りきってなくて、(本人はその自覚がないのですが)捻挫をかばう形で長年歩いて、腰に負担がかかり腰痛になったとカイロの先生は言ってました。
面白くないですか?腰の痛みが、実は足首の捻挫からきているなんて。当人は捻挫は治っていると思っていたし、ましてや捻挫した事すら、すっかり忘れていたのに。
このように何かつっかえるものの原因が、全然別のところにあるという話は良く聞きます。またそれは、色んなところに影響を及ぼしたりもします。そういえば腰痛だけでなく、よく何もないのに転んで怪我もしていました。
腰を揉んだりすれば痛みは一時的に軽くなります。けれどこの場合、足首の捻挫を完全に治さない限り、腰痛も治らないでしょう。でも普通は、そこまで気付きませんから、ひょっとしたら、ずっと腰を治療し続けていたかもしれません。
ヒーリングも同じような事がいえるのではないかと思います。今回は体の話だったので分かりやすいかと思いますが、心の中は複雑で、目には見えませんから、ヒーリングは奥が深いなぁと思います。
2002/10/08